「今の会社で出世したいけど、全然出世できる気配がない」
「仕事頑張っているのに、出世までまだまだ時間がかかるから転職しようかな・・・」
出世までの道のりが長く、転職をして環境を変えて出世したいというお気持ちとても分かります。
出世するための要件が不明確だったり、理不尽だったり(例えばゴルフしなければならないとか)だと転職も頭をよぎりますね。
しかし、このまま転職しても良いものかとも引っかかりますよね。
転職先でも同じように出世できなかったら意味がないですから。
出世したいけどできない、だから転職しようかなというお気持ちをどう対処していけばよいかをお伝えしていきたいと思います。
出世できなくてもう辞めたいくらいならこの記事もご覧ください。
>>仕事を頑張っても評価されないから辞めたい。そんな会社は退職するべき?
出世できないなら転職は正解か?
出世できないからいきなり転職を考える事はすこし飛躍しすぎているかと思います。
まずは出世したい目的を明確にしてみましょう。
なぜ出世したいのでしょうか?年収アップ?権力を持ちたい?
それが今の会社で出世以外の方法で目的が達成できるのであれば、別のアプローチをする方が良いです。
例えば、年収アップが目的なら副業をするとかですね。
ですが、出世の目的が他の方法では叶わない場合もあります。
その場合は、転職する事もよいでしょう。
いきなり転職するのではなく、出世の目的を明確にすることをまずは念頭に置いて活動するとよいですよ。
出世できないから転職する人はいるの?
では、世の中に出世できないから転職する人はいるのでしょうか。
答えは「いる」です
出世できなく退職する人はいる
具体的なキャリアアップが制度化されていない。(きょんさん/22歳/東京都)
賞与が貰えなかった。(おつかれさん/33歳/東京都)
不利益な人事制度改定のため。(マルケスさん/34歳/福岡県)
引用:en転職
en転職の統計ですが、人事制度が不満で退職を考え始める方は約30%ほどいらっしゃるようですね。
転職理由は様々な理由が同時にでますが、その中の一つで人事制度、つまりは出世にかかわる理由も上位にランクインしています。
出世できなくて転職を考える声
出世ができない理由もさまざまですが、転職を考える人、転職を実際にしている人ももちろんいらっしゃいますね。
出世の条件でプライベートにまで影響する(ゴルフをしないといけない)とかあるとさすがにキツイですね・・・
こういう条件だと、転職を考えてしまうのはとても気持ちがわかりますね。
僕の友人のもころぐさんは、会社には大事にされているけれど、重要な仕事を任せてもらえない事に将来が不安を感じられて転職をされていまs。
→3年目で会社を辞めたいと悩んでいるなら。解決方法はただ1つです。
頑張っても出世ができない3つのケース
いくら仕事を頑張っても出世ができないケースももちろんあります。
僕が実際に感じているケースも交えてお伝えしますね。
上がつまっている
物理的な問題なのですが、先輩が多いと自分にその役職が回ってくるまで時間がかかります。
- 部長1名
- 課長3名
- 課員10名
こんな感じの部署だと、まず課員10名が3つの課長の椅子を狙う争いになります。
ここで、10名中9名が先輩だったら、それだけめぐってくるチャンスは少なくなっていきます。
課員同士での出世競争になるわけです。
無事に課長になったとして、さらに部長に上がるには出世競争があります。
そして、役職はそのポジションが空かないと就けません。
課長・部長が異動になるか、役職定年になるかしか空かないのです。
出世の階段が大きくて要件が不明確
出世するための方法が不明確で、さらにハードルが高い場合はさらに厄介です。
- 今の等級からさらに昇格するには○○年はその役職にいなければいけない
- その期間が不明確
- 昇格要件が一般社員に開示されていない
昇格するために一定の年数が必要で、さらにその年数や昇格要件が開示されていないとどうやって昇格すればいいかがわかりません。
出世したいのに絶望しちゃいます
分かったとしたら、それを評価するのが上司なので、出世の要件に合わせて行動していくことになりますね。
会社によっては資格やTOEICの点数が必要なところもあります。
年数や要件が明確だといいのですが、それが不明確だとどう頑張っていいのかがわかりません・・・
仕事が出来なくて評価されない
出世できないケースでは自分自身のスキルが不足していて評価がされていない場合もあります。
職制や役職で求められるスキルは違います。
20代前半と30代前半で求められるスキルが違うように、今の立場で求められるスキルが足りていなくて昇格させてもらえない場合もありますね。
つまり、それ以上の能力が無いので今の仕事が自分のスキルの精一杯かむしろスキル不足の場合があるのです。
出世が遅くなることが分かった30代の僕
具体例になるのですが、僕も「このままだと出世できないな」と感じています。
では、今僕の会社では出世できないのはどういった構図になっているかをお伝えします。
上がつまってて出世の階段が明らかに大きすぎる
僕の場合は、上がつまっていて、出世の階段が大きくて不明確です。
管理職になるまであと2回出世しなくてはならなくて、その階段は1回上がるために数年レベルで時間がかります。
具体的には、32歳の僕が課長になるまで早くてもあと6年以上はかかります。
さらに、上にも先輩方が数名いらっしゃるので、その人たちを追い抜かなくてはなりません。
気が遠くなります・・・
それでも出世する人の特徴
僕の勤めている会社・部署でも、それでも出世するだろうなと感じる人はいらっしゃいます。
その人は、仕事ができて気づかいができて上司からも好かれているというパーフェクトな感じです。
1例を出して定義づけることは避けたいのですが、出世する人の一つの特徴としてはこのようなものを感じます。
- 仕事ができる
- 上司から好かれる
- 同僚からも好かれる
引き上げてくれるのは上司なので、上司から好かれないと出世は厳しいですね。
媚びへつらうわけではありませんが、うまく上司との関係を築けていけば出世は近くなってくると感じます。
僕のケース:自分のスキルを伸ばすことを最優先
僕は今の会社に入社して上が詰まっていて出世の要件がわからない構図に気付きました。
ですが、すぐ転職すると無駄に転職回数が増えるので、世間からの人材的な評価も落ちてしまいます。
理由にもよりますが、何回も転職した人だとすぐ辞める人と思われてしまいます
なので、僕の場合は出世ではなく自分のスキルを伸ばそうと思い今の会社で働き続けています。
転職回数が増えるとやはり不利ですし、自分自身にも逃げ癖が付くと思いますので。
あとは定性的ですが、転職するときにちゃんとスキルをアピールできるように今の会社でスキルを伸ばして、実績を積めるように心がけて働いています。
出世できなくても転職せず会社に残るのは悪手か?
では出世できなくても転職のリスクもあるので会社に残るのはダメな考えなのかというと、そうではありません。
出世の目的を明確にして、出世以外の方法で解決できればそれでよいと考えを変えることもできますよ。
出世の目的を明確に
まずは出世したい目的をはっきりさせると良いですね。
- 人の上に立ちたい
- 給料を稼ぎたい
- マネジメントの仕事がしたい
出世をしてどうなりたいのかを明確にすることがまずは大事です
闇雲に偉くなっても何のために偉くなるのかがはっきりしていなければ、目標達成までの意思もぶれます。
それに、目的によっては出世できなかったとしても他の方法で達成できる事もあります。
なので、まずはなぜ出世したいかをはっきりさせることが大事ですね。
平社員で生きる道
出世がある程度までできるとして、管理職になるかどうかが一つ大きなポイントでもあると思います。
ですが、管理職まで出世する事を諦めて平社員で生きるという道もありますよ。
誰しもが課長になれるわけではありません。
平社員で会社員人生を終える人もいます。
組合がある会社であれば、組合員でありつつ定年まで働くことにもなりますので、組合の恩恵も受けられますね。
出世したい理由を明確にして、もし名誉だけの問題であれば目をつぶって努力しつつ平社員で生きるのもありでしょう。
副業でスキルアップもOK
例えばですがスキルアップしたい、年収をアップさせたいというのが出世したい理由であれば、副業でも目的を達成することは可能です。
副業でも成功できれば、年収の大幅UPも可能です。
- アルバイトをする
- ブログやアフィリエイト
- クラウドワークス
- 株・FX
- 自分のスキルを売る(絵・エクセル技術・本業のスキルを使って副業)
副業にはいろいろ種類がありますよ。
それに、自分で仕事を受注して行う副業なら自分の労働に対してどれくらいの効果額になるのかなどの収益意識ももちろん付きます。
本業では身につかないスキルを身に着けることができますし、副業はおすすめですよ。
もし出世したい目標が副業でかなえられるなら、副業はしたほうがいいです。
出世する・しないにかかわらず、興味を持たれるなら一度はやってみられることをおすすめしますよ。
転職者でも出世できるのか?
では転職しても出世できるのか?というポイントも疑問になると思います。
結論ですが、転職しても出世は可能です。
僕の今の部署のトップは転職して入社した人ですので、一つ具体例になるかと思います。
転職先の昇進ルートや方法
転職者でも出世の道がある会社が多いことは事実です。
なので、その会社が転職者でも出世できるかを見極めなければいけません。
転職先の昇進ルート・方法によって転職先でも出世できるかどうかがわかります。
これは面接で、課長や部長になるためにはどうしたらいいか、質問されることをおすすめします。
ただ、僕の経験もあるのですがこういった昇進関係は明確に教えてくれないケースがあります。
機密情報なので明確には伝えられないが・・・という感じです。
なので、明確に答えてもらえなかったら推測していくしかありません。
- 今の課長は何歳なのか
- いつ管理職になられたのか
- 他の課長職の年齢層は?
- 課長になるためにはどういうステップを踏むのか
このように少し具体的に聞くといいですね。
直接聞くと心証が悪くなることも気になるのであれば、転職エージェントを利用して選考を受けて、エージェント経由で聞くことも方法の一つです。
会社は「課長には本人の努力次第でなれますよ」とは言うと思いますが、肝心な部分が聞けなければ入社後に公開しますので。
あなたの経歴やスキル
当然ですが、あなたの経歴やスキルによっては転職先でも出世ができることも、遅れることもあります。
入社時に会社ごとに会社の規定に即した階級に決められます。
面接時に能力が低くとらえられてしまうと、スタートから階級が低くなってしまいます。
そうするとその分出世は遅れる事になりますので注意が必要です。
自分の持っているスキルをアピールして、転職先でも評価を得て入社する事で出世は可能ですよ。
ただ入社するのではなく、できるだけ高い評価で入社できる事を目指してみるといいですね。
逆に、スキルが不足していたら出世は遅くなります。
スキル不足だと、そもそも入社できないかもしれませんが・・・
なので、今の会社でしっかり自分のスキルを上げるように日々努力をされることをおすすめしますよ。
資格がある時はしっかり履歴書でアピールすることが大事です!
「履歴書・職務経歴書に書ける資格とは?就職や転職時の書き方も踏まえてご紹介!」の記事では履歴書に書くべき資格をお伝えされているので、ぜひ参考にされてください!
転職するならエージェントがおすすめ
転職されるなら、転職エージェントを利用されることをおすすめします。
- キャリアの相談
- 転職サイトに公開されていない求人の紹介
- 応募書類の添削
- 模擬面接などの面接力UP対策
- 応募企業からの面接のフィードバック
- 内定時に年収などの条件交渉
このように、メリットがあり、昇格や昇進の要件など聞きづらいことも転職エージェントに頼んで聞いてもらう事も可能です。
では、おすすめの転職エージェントをお伝えしますね。
- リクルートエージェント
【公式】https://www.r-agent.com/
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- マイナビエージェント
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運営会社 | 株式会社リクルート |
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カウンセリング時間 | 09:00〜20:00 ※キャリアコンサルタントの出勤日によって土日もOK |
求人数 | 公開求人:96,000件 非公開求人:約100,000件 ※2020年9月時点 |
登録者数 | 約87万9000人(2018年度実績) |
対応地域 | 全国(札幌・仙台・栃木・埼玉・東京・千葉・横浜・静岡・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡) |
リクルートエージェントはリクルートが運営している転職エージェントです。
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カウンセリング時間 | 09:00〜20:00 ※キャリアコンサルタントの出勤日によって土日もOK |
求人数 | 約10万件 |
登録者数 | 561万人※2020年6月時点 |
対応地域 | 全国(札幌・仙台・東京・横浜・名古屋・大阪・京都・神戸・岡山・広島・福岡) |
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登録者数 | 新規登録約8万人 ※2018年実績 |
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まとめ
出世できないからいきなり転職することはやめましょう。
まずは出世したい理由をはっきり明確にされることをおすすめします。
それが今の会社で他の方法を使ってもできないのであれば、転職をされることもいいと思いますよ。
転職されるなら転職エージェントを使って転職されることがおすすめです。
一人平均で4つは登録されているので、下の中から2つは選ばれると良いですよ。
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