今のまま昼食も取れない状態が続くといずれ潰れてしまいます
その忙しさの原因はあなた以外の外部要因であることがほとんどです。
ゆっくり休憩時間が取れるようになるにはどうすればいいかまでお伝えいたします。
激務すぎて昼休憩が取れず食事も食べられないんです。
電話がなったりお客様が来たら休憩中でも対応しなくてはならないから休めない
休憩時間は本来取らなくてはならない時間という事をご存知でしょうか?
このような状態のまま仕事を続けていると、いずれあなたは体を壊してしまうかもしれません。
でも、「そんなのきれいごとだよ」と思いますよね。
どうしたら昼ごはんが食べられるくらい余裕が出るのか具体的な方法を教えて欲しいですよね。
なので、この記事ではあなたが普通に昼ごはんを食べられて、休憩時間を自分の時間としてゆっくり休めるようになるにはどうしたらいいのかをお伝えします。
休憩取れないとキツすぎる3つの理由
休憩が取れないと実際には身も心もボロボロになる可能性があります。
何故かって休憩の意義って無理なく仕事できるようにあるためだと思うので。
体力が削られヘロヘロに
まず体力的に限界を迎えます。
理由は簡単でぶっ続けでずーっと仕事をすると体力はどんどん削られるからです。
肉体労働はもちろんですが、頭脳労働も同じです。
仕事をしている時には集中力も精神力も使っています。
意志力は例えるならゲームのHPがどんどん削られるのと同じなんですよ。
休憩があると少し回復しますが、休憩が無いと削られっぱなしで最終的にはゼロになってしまいます。
なので、休憩がない仕事が続くと体力的にも限界を向かえてしまうのです。
メンタルがやられる
休憩が取れないとずーっと集中状態が続くのでメンタルがやられます。
もう少し詳しくお伝えしますね。
人は集中とリラックスとは同時にできません。
少し踏み込んだ話をすると、集中している時には交感神経が優位になり、体が緊張状態になります。
逆にリラックスしている時には副交感神経が優位になっています。
この2つは相反するもので、ずっと交感神経が優位になっているとストレスが溜まっていくのです。
それに、物理的にも1回の集中力は30分~90分程度なのでずーっと集中できるわけではないのでどこかで集中力が切れて生産効率も落ちます。
それでも仕事をやろうとすると余計ストレスを感じるので、どんどん仕事が辛くなってしまい最終的にはメンタルに来てしまうこともあります。
自分の体を守るためにも休憩は必要なのです。
搾取され続ける
気持ち的に嫌なのが、会社から搾取され続けるという事です。
会社からすると、本来は休ませなければならない時間を仕事に回しているわけですから会社は当然得をします。
それも、会社の指示でやらずに自分からやっているなら会社はパワハラと言われる筋合いが無いので超ラッキーです。
何が言いたいかわかりますか?
今の状態は自分から会社に搾取され続ける構図を作ってしまっているという事です。
とはいえ、今の状況は会社から搾取され続ける状態なので気分は良くないですよね。
なので、何とかして休憩が取れる環境になる方があなたのためだと感じます。
休憩時間を取れない3つの原因
休憩時間が無いと良くないことはわかっていらっしゃると思いますが、それでも休めない理由があると思います。
仕事量が多すぎる
仕事量が多すぎると休憩が取れない原因になります。
理由は言わずもがなですが、休憩時間にも仕事をしないと回らないくらい追い込まれている状況だからですね。
例えば、今日片付ける仕事が10個あり、まだAM時点で3個しか終わっていない時には昼の休憩時間にも仕事をさばくために働くといった具合ですね。
そもそもの仕事量が多いと思うのですが、人と比べて仕事量が多いのか、あなたの仕事の容量で解決できるのかで解決のアプローチが変わってきます。
解決方法は後の章でお伝えしますね。
会社の雰囲気
会社の社風・雰囲気で休憩が取れないというケースもあります。
例えば、先輩に「私があなたくらいの時には昼休憩中も仕事していたけどね」なんかいわれちゃうと、まともな人は休憩なんてできませんよね。
あとは上司に「へー昼に寝るくらい余裕あるんだ」なんか言われてしまうとマジで〇ねって思います。
よっぽどハートが強く無いとこの状態で休憩は無理です。
この様に、会社の雰囲気で休憩が取れないのも原因の一つになりますね。
会社が原因なら転職した方が絶対いいです。
精神的に追い込まれている
休憩が取れない原因に、仕事で精神的に追い込まれている事があげられます。
先ほどの仕事量にも関連しますが、今日中に仕上げなければ行けない仕事があり時間に追われてしまって「休憩している時間ももったいない」と感じてしまっている状態ですね。
営業や販売職の様にお客様と近いような仕事をしていたり、プレッシャーのかかるような立場にいるような人はこのようなケースが多いように感じますね。
僕自身もたまにありますが、こうなると結構しんどいです。
精神的に休まりませんし、ずっと仕事をしている状態なので体力も消費してしまいます。
抜本的な解決策としてはやはり会社を変わるくらいのことをしなければ解決にはならないんじゃないかと思います。
精神的に追い込まれると本当にきついので体を壊してしまう前に行動されることをお勧めします。
そもそも休憩時間が取れないのは労働基準法違反
そもそもですが休憩時間というのは法律で定められていましてちゃんと休めないと法律違反なんですよ。
労働時間が6時間以下の場合……休憩を与える義務はない
労働時間が6時間を超えて8時間以下の場合……少なくとも45分
労働時間が8時間を超える場合……少なくとも1時間
引用:労働基準監督署の弁護士コラム
労働時間が6時間以下の場合なんて普通のに働いていたらありえません。
なので一般的に社会人をしていれば労働時間が8時間を超える場合が当てはまると思います。
そうすると1日あたり1時間は休憩を取らなくてはならないのが法律で決まっています。
法律でそれが定められていますので、会社は当然守らなければなりません。
ですが上司や先輩が休憩をとるのを阻害するような発言をするようであれば、それは法律的にはグレーな部分なのではないかと思いますね。
もしくはその人たちが法律を知らないことも考えられます。無知とは怖いですね。
この記事を見ていただいたあなたは休憩時間法律で定められているということを知っていただいたわけです。
なので、その知識をしっかり持って自分の労働条件を改善していきましょう。
休憩がしっかり取れるとこうなる
休憩をしっかりとれるとどうなるかというのは普通のことなんですよ。
普通に社会人として働いて休憩時間が取れるとこういったことが可能ですよ。
昼休みにご飯が食べられる
これは当然といえば当然なんですけれどお昼休みにご飯が食べられます。
当然昼休みになるとお腹がすくじゃないですか。
その状態でこれまでは我慢されてたと思うんですけれども、そういった我慢をする必要も普通はありません。
同僚と一緒にランチに行ったり、ご飯を買ってきて食べたりというのが普通にできます。
何回も言いますがこれが普通です。
休憩時間に昼ご飯が食べられないぐらいの労働環境が異常だということを分かっていただければと思います。
自分の時間を楽しめる
休憩時間をちゃんと取れると休憩時間を自分の思うように使えます。
例えばですがこのような事も可能です。
- 読書
- ゲーム
- 動画を見る
- 散歩
- 運動
- 昼寝
他にも昼ご飯を食べた後に眠気が来るので、午後からの仕事に備えて少し仮眠をとるということも可能です。
昼寝はこのあと少しお話ししますが他の業務の効率化というところにも関係します。
これらのように休憩時間がちゃんと取れると、この時間に自分のやりたいことをできるんですね。
リラックスしたりリフレッシュしたりといったようなことも可能です。
集中とリラックスを送り返すためにも休憩時間にちゃんと自分の時間を楽しめるということは大事なことですよ。
業務効率が上がる
休憩時間がちゃんと取れると業務効率があがります。
集中力と意志力の2つの観点でおはなししますね。
集中力は30~90分しか持続しない
前の章でもお話はしましたが人が集中できる時間には限界があります。
集中力が続くのは30~90分間ほどが限界のはずです。
なので、1日ずっと集中し続けることは不可能で、適度に休憩することで再び集中できます。
意志力は徐々に減る
人の意志力は朝が一番高くて活動していくにつれどんどん減っていくものです。
その意志力を回復するためにも休憩という時間は非常に重要なんです。
意志力を回復させるには個人的には仮眠や瞑想、散歩が効きます。
休憩をして意志力を回復すれば午後からの仕事もパフォーマンスを上げることが可能です。
ですので休憩時間に仕事をするのではなく休憩時間はしっかりと休むというのが効率よく仕事をするためには非常に重要ということです。
休憩を取れるようになる2つの方法
しっかり休憩をとれるようになる方法をお伝えしますね。
前提:面と向かって権利を主張しづらいのがサラリーマン
労働基準法に違反しているとはいえ、上司や先輩に向かって、「それって労働基準法違反ですから」とは言えないと思います。
もし言えていたら、あなたは休憩時間取れているはずですし、こういった悩みを持っていないと思いますから。
それに、権利を主張し過ぎると「あいつめんどくさい奴だ」と思われて、会社の中での居場所もなくなってしまいます。
出世は遠のくことは想像しやすいですね。
ですので、サラリーマンである限りは面と向かって権利を主張できない状況であることは大前提だと思います。
その前提で、どうやったらいいかをお伝えします。
方法1:仕事量を減らす(効率化・助けてもらう)
まずは仕事量が多い事やプレッシャーがかかる仕事が多い事が原因の一つなので、可能な限り仕事量を減らしてみましょう。
休憩時間が取れるくらいの仕事量に減らす事がまず目下の対応です。
- 仕事を効率化する
- 人に仕事を助けてもらう
- 最初から可能な限り納期を伸ばす
- 納期通り対応ができない時は謝って伸ばしてもらう
など、仕事量をできるだけ少なくできるように努力してみましょう。
微々たるものの積み重ねかもしれませんが、少しづつ取り組む事で結果的には改善できることも十分あり得ます。
会社や職種を変える
個人の努力ではどうしようもない状態であるなら、正直会社や職種を変えた方が抜本的な解決になります。
理由は2つあります。
- 他人や会社を変えるよりも自分が変わった方が効率的だから
- 休憩時間が取れるように主張し過ぎると今の職場に居場所が無くなるから
会社の雰囲気的に休憩が取れないような会社は転職しないと解決できません。
「おまえ休憩時間に休めると思ってるの?」とか言ってくる人を何とかしようと思っても不可能です。
その人にたてついて「労働基準法で決まっているじゃないですか!」と主張しても無駄ですし、その分その人との関係性もよくはなりません。
それに、「権利を主張してくる奴」というレッテルを貼られて扱いづらい存在になってしまいます。
このように、会社や同僚の雰囲気を変えようと考える方が難しいです。
そのため、会社を変わって休憩時間がしっかり取れる場所で働く事の方がおすすめですよ。
同じ業種でも会社が変われば余裕で休憩時間が取れる会社はたくさんありますよ。
休憩がしっかり取れる会社に転職するには?
休憩時間をしっかり取れる会社に転職したいならどうしたらいいのかをお伝えします。
会社選びは大事なので、しっかりと読んでくださいね。
自分で応募先を決めない(今の会社は自分で選んでいるから)
まず最初に自分で応募する会社を決めない様にしましょう。
何故かといいますと、あなたが選ぶとまた同じような会社を選んでしまう可能性があるからです。
今の会社はあなたが選んで入社していると思います。
その会社で今しんどい思いをしているので、同じようなあなたの目線で会社を選ぶとまた同じような事になりかねません。
接客業はお客様が来たら休憩中でも対応しなければならない可能性がありますから、同じ業種を選んでいる時点で同じ事の繰り返しになりかねません。
このように、あなたの基準で選んでしまうとまた失敗してしまいますので注意しましょう。
応募先を相談できる転職エージェントがおすすめ
転職先を自分で選ばずに人に相談するなら転職のプロである転職エージェントに相談する事をおすすめします。
理由は3つです。
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転職のプロに希望に合った求人を紹介してもらえるので、次の会社でも間違いがありません。
「休憩時間がちゃんと取れる会社で働きたいんです」と伝えれば、ちゃんと休憩時間が取れるような会社を選んでくれますし、業界や職種的にも休憩がしっかり取れるようなところを紹介してくれます。
視野が広く知見もあるので、あなたが思いつかないような業界や会社を紹介してくれますよ。
次の会社でも同じ失敗をしないためにも転職エージェントを活用していい求人を紹介してもらいましょう。
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まとめ
昼休みに休憩すら取れないくらいの仕事をしている今の状況を何とかするにはどうしたらいいかをお伝えしました。
真正面に「労働基準法違反です!」と正論をぶつけるのはおすすめしません。
おそらく解決には向かわないですし、あなたの立場も悪くなる可能性が高いです。
それよりか、仕事の量を減らせられるように努力される事をおすすめします。
もしくは、会社の体質的なところも大きいので転職してこのような理不尽な事がない会社に入ることも方法の一つですよ。
会社選びの際には、あなただけで選ぶとまた同じような会社を選ぶ危険性があるため、プロである転職エージェントと一緒に会社をさがしましょう。
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