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シン・サラリーマンを読んだ感想!20代・30代のサラリーマンこそ読む本

サラタメさんの著書「シン・サラリーマン」を読みました!

サラタメさんとは?

サラリーマンのタメになりそうなことを発信されているYouTuberさんです。「サラ」リーマンの「タメ」になりそうを略して「サラタメ」さんとの事です!

YouTube:サラタメさん【サラリーマンYouTuber】

ブログ:サラタメのホワイト転職

サラタメさんはYouTuberとして知っていたので、「成功された人の本か~ちょっと苦手かも」って思って読み始めたら全然違いました。

本を読み進めて行くうちに過去のサラタメさんの様子が今のサラリーマンをしている私と重なる部分があり、スイスイと読み終わってしまいましたね。

私はこれまでビジネス書を100冊近く読んでいる読んでいますが、この「シン・サラリーマン」はサラリーマンなら読んでおいて損がない本だと感じました。

まじま

特に20代・30代のサラリーマンなら必読ですね。

いろんなビジネス本のノウハウが今のサラリーマンに合うように解釈されて書かれているので、非常にしっくりきます。

では、感想をお伝えしますね。

目次

まえがき

サラタメさんってYouTubeで知ってたのでめちゃめちゃ有名な人じゃんと思ってました。

そんな人が、サラリーマン時代に私と同じような不安を持っていらっしゃった事におどろきました。

冒頭にサラタメさんと先輩社員のコミカルなやりとりがあるのですが、それがまさに私もサラリーマンになって感じた事で、思わず「そうそう」っておもっちゃいましたね。

後ほどどうやって今のステージまで上がられたかは書かれていますが、まず普通のサラリーマンである私と等身大の姿を知れたので、かなり本を読むハードルが下がりました。

STEP0:大原則

100年時代と言われてピンときていませんでしたが、けっこう具体的に「こんな事が今後リスクだよ」と言われていて、なるほどと思いました。

「サラリーマンで仕事力を磨く事も大切だ」という論調で書かれていましたので、「サラリーマンなんてクソ!」みたいな言われ方をされていないことが、サラリーマンの私から安心しましたね。

マズローの欲求5段階説と仕事を連動させたピラミッドはわかりやすかったです。

私はまだライスワークなのかな~なんて思って読み進めました。

STEP1-1:サラリーマン力(仕事術)

ここでは今のサラリーマンとしての力を伸ばす事を重点に書かれていました。

知っている知識もあれば、知らない知識もありなかなかハッとさせられました。

特に、私は営業職をしているので、交渉術のところなんかは「なるほど!」と思いました。

なるほど!と思った仕事術

全部はこの記事ではお伝えできませんが、何となく交渉術として相手を操って自分のゴールへ押し込む事が交渉術かと思いこんでいました。

実際はお客様とグダグダして乗らりくらり交渉が終わるケースが多々あります。

で、自社の主張をし過ぎると購買さんと険悪になったりというケースが多々あるので、シン・サラリーマンを読んで「やっぱりそうか」とかなりスッキリしました。

自分の価格交渉でかなり上手くいった交渉があります。

営業の私も、購買のお客様も終始和やかに終わったケースがあったのですが、まさに本に書かれている交渉に沿った内容だったのでかなり自分の中でもハッとしましたね。

まじま

なんだか自分の中でモヤモヤしていた事が明確に分かったというか、そんな気持ちです。

他にも知らない知識やノウハウが詰まっていましたので、少しづつ日々実践しようと思いました。ここだけでも読んで良かったと思います。

詳しく知りたい方は購入して読んでください。

STEP1-2(転職術)

この章は一気に読み進めてしまいました。

と言うのも、今転職した方がいいか少し頭によぎっているので、転職術については知りたい知識でもありました。

そのなかで、気になったところはホワイト企業・ブラック企業の見分け方ですね。

いろんなところで言われている事が同じく書かれていたので、やはり該当するところは気を付けなければと感じました。

年収については非常に興味深かった

あと、年収は業界や利益を生み出すビジネスモデルによって変わるという点も非常に興味深かったです。

というのも、私の働く自動車業界も末端になればなるほど利益が吸い上げられてしまいコストダウンの嵐なので、働く業界は非常に大事だなと感じています。

これまで転職活動をした際には事前準備に1ヶ月程、しかも自己分析や書類作成しかできていませんでした。

しかし、入りたい業界や企業の利益を生み出す構造の把握やビジネスモデルなど、実際に応募するまでの市場調査が非常に大事だと改めて思った章でした。

多分、転職活動を本気で始めたらこの章の職務経歴書や面接部分が刺さる様になると思います。

転職活動をする前に読んでおく事をおすすめする本ですね。

STEP2:副業力

私も副業推進派の人間なので、「副業をしよう」という意見に対してはその通りだなと思って読み進めました。

著者のサラタメさんを含め3名程副業で成功されているモデルケースをご紹介されていました。

その中で改めて気付かされたのが、皆さん必ず最初は失敗している事です。

  • ブログを始めたが続けられず。
  • テーマ選びを間違え挫折
  • プログラミングを始めたが光の速さで辞めた

など、最初は必ずと言っていいほど失敗されていますね。

スモールビジネスなので、小さく初めて何回も挑戦を重ねて成功する事が皆通る道なんだなと改めて思いました。

初めは「俺は絶対に失敗しない」と思って始めるわけですが、必ず失敗しますよね。

まじま

私も何回も試行錯誤をくりかえしているので、かなり勇気づけられました。

現在副業をしている方や、まだ副業を始めていなくて興味を持っているサラリーマンには是非読んでもらいたいですね。

副業でガソリンスタンドのアルバイトをしている先輩には読んでもらいたいです!(絶対読んでもらえないだろうな・・・)

副業で成功するために必要と感じたポイント

副業で成功するために、改めてシン・サラリーマンを読んで思ったのはこの2つです。

  • 何回も失敗して挑戦する
  • 作業量を確保する

この2つは絶対必要だと感じました。

失敗するのは嫌だしメンタルがきついですが、やっぱり挑戦を重ねないとダメだと気付かされました。

それに、副業で成功するためには片手間じゃなくてガッツリ時間を割く必要があると感じました。

著者のサラタメさんを含め、今回本でご紹介されていた3名の方は平日に3時間以上、土日に5時間以上の作業をされています。

それくらいの作業量は確保しないと副業で成功を掴むことは難しいと改めて感じました。

私もしっかり継続したいと思いますね。

STEP3:マネー力

最後のSTEP3はマネー力という事で、節税や節約、さらには投資についてでした。

節約は読んだ方がいい

節約と言っても、実際は不要なのにサラリーマンのみんな入っている保険とか、実際は不要なんだよという事とお伝えされています。

このあたりは、私はYouTubeで「リベラルアーツ大学」の両さんのお金に関する動画を最近見始めたので、かなりピンときました。

YouTubeチャンネル:両学長 リベラルアーツ大学

※最後の参考文献に「両@リベ大学長著『本当の自由を手に入れる お金の大学』」と記載がありましたので、「あ!やっぱり」と思いました。

私はYouTubeで知り最初はかなり驚いた内容だったので、改めて本で読んで驚くことはありませんでしたが、おそらく「シン・サラリーマン」に出会わないと知ることができない方も多いと思います。

ですので、この節約のところは絶対読んだ方がいいですね。

投資もやっぱり詐欺が怖いね

あと投資ですね。

やってはいけない投資、私は昔にやったことがあってすでに痛い目を見ています(笑)

今更ながら、あの時の経験があるのでやってはいけない事がわかりますが、本で書いてあると改めてダメだなと思いますね。

まじま

著書の中で書かれている通り、長期的な複利で運用する投資が一番ですね。

やっぱ投資でもガツンと稼ぎたい気持ちになりますが、ガツンと稼ぐのは副業で、投資はゆっくり堅実にというのがいいですね。

あらためて思いました。

本を読み終えて・・・

会話調で読みやすかった

全体を通して、本の中ではサラタメさんとその後輩のマモルくんのやりとりで、マモルくんが最後までサラタメさんの教えに沿って実践していく会話調の本になっています。

「嫌われる勇気」を読まれた方は、それに近い感じで読むことができます。

どういう事かと言いますと、非常に読みやすいです。

説明文チックではなく、会話調なので頭の中でストーリーとして思い描きながら読めるので、読んでいて全然苦になりませんでした。

マモル君のスペックも高い

マモルくんは最初ダメダメからスタートしますが、仕事力を上げ、転職にも成功し、副業でも稼げるようになって、さらには投資までスタートさせるので、実はマモルくんもかなりできるやつなのでは?と思いました(笑)

本の中では量的に入れられなかったのかもしれませんが、マモルくんも何回もチャレンジして挫折し、成功まで掴んだことなのかと感じます。

シン・サラリーマンの気になる点

デカい(笑)

本の内容の感想ではないのですが、デカいです(笑)

めちゃめちゃ分厚いんですよ。

シン・サラリーマン_分厚さ
これくらい分厚いです

私はネットで買ったので到着するまでわからなかったのですが、届いて「デカっ」って思いました。

文字もぎっしりだったら読むのに時間かかるだろうな~と思っていたのですが、読みやすい行間だったのでページ数の割りにサクサク読み進められましたよ。

「シン・サラリーマン」では完結できない

シン・サラリーマンは仕事術・転職術・副業・お金のリテラシーについてまだ知識がないサラリーマンの方が最初に読む本だと感じました。

一歩を踏み出すための本であって、もっと深堀して学びたい、実践したいと思われるならシン・サラリーマンを読んだ後に居興味を持った章のさらに深堀された本を読んだ方がいいですね。

例えば、転職に興味を持ったなら転職に関する別の本を読んでみるという具合です。

ただ、それもわかっておられるのか、巻末に「『シン・サラリーマン』なら絶対読んでおきたい超厳選30冊」が掲載されています。

副業部分はご自身の副業に合わせた本の方が良いので、ご自分で選んだ方がいいですが、副業以外の部分にかんしては、どれも名著が掲載されていますので、ここでさらに深めたい知識の本を読まれる事をおすすめします。

まじま

この付録を見て「いい本ばかりだ!」と勝手にテンション上がりました。

まとめ

サラタメさんの「シン・サラリーマン」を読んだ感想をお伝えしました。

冒頭でもおすすめしましたが、サラリーマンなら読んでおいた方がいい本です。

特に、20代・30代のサラリーマンにはおすすめです、仕事力を付けて転職や副業に活かせるので。

600ページほどありページ数はありましたが、非常に読みやすくサクサクすすめられました。

私は始めから通して読みましたが、時間のない方は目次から読みたい部分をピックアップして読まれてもいいと思いますよ。

私はもう一度気になる部分を再読しようと思います。

一度手に取って読まれる事をおすすめします!

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