転職が頭をよぎったらこの記事▶

33才の著者の転職体験談!別業界へ、さらにキャリアアップまで達成した経験を最初からお伝えします

こんにちは、仕事・転職ブログのジョブコンパスを運営しているまじまと申します。

はじめに自己紹介なのですが、私はこれまで転職を2回経験していて、33歳の転職で3回目の転職をしました。

簡単な経歴はこんな感じです。

  • 1社目:東証二部 自動車部品メーカー
  • 2社目:個人事業主
  • 3社目:東証一部 自動車部品メーカー
  • 4社目:外資系IT企業 ←今回

こんな感じで自分で言うのもなんですが着実にキャリアアップできてきました。

そして今回は従業員数が世界で2万人を超える外資系IT企業への転職に成功しました!

意図してではありませんが、就活の時に思い描いていたキャリアではもちろんありません。

それに、就活当時、こんなにキャリアを上げていけるとは思ってもいませんでしたので転職が普通になりチャンスにあふれているいまの時代に感謝しています!

最初にお伝えすると、リクルートエージェントとJACリクルートメントを徹底的に使って内定を勝ち取りました!

この2社は30代の転職で欠かせない転職エージェントだと改めて感じたので、転職を考えているなら登録は必須です。

→リクルートエージェントはこちら

→JACリクルートメントはこちら

目次

33才で転職を決意した理由とは?

私はこれまで東証二部→個人事業主→東証一部とキャリアを歩んできて、世間では優良企業と呼ばれる東証一部の部品メーカーで働いていました。

ですが、それでも不満というものは出てきました。

  • 昇格が遅い
  • 営業は転勤が多い
  • 業務量が多い
  • 残業代の未払い
  • 希薄な競争力

と、不満をあげ始めるとキリがありませんが1番決定的だったのが「転勤」でした。

社内の転勤に対する考え方に価値観が・・・

そもそも入社時に人事からは「転勤はあるけど、人によるから長い人はほぼ動きませんよ」なんて言われていました。

しかし、それは営業以外の話。

営業で転勤していない人は全くいないほど転職が多い会社だったんです。

1回転勤をしていますが、それは独身時代は耐えられました。

しかし、結婚し、子供が産まれ、家を買いと転勤する人材に着実に育ってしまい、いよいよ転勤が目の前に迫ってくると恐怖しかありませんでした。

先輩の転勤

ここで転勤になるとこんな事が待ち受けていることがわかっていました。

  • 妻が子育てのワンオペに
  • 単身赴任から帰宅すると子供に人見知りされる
  • 毎週帰るための支出増加(手当は出ません)
  • 単身赴任のため出費が増加

実はこれ、子育て中の先輩が単身赴任をしていた時の事実です。

それを目の当たりにしていましたので、これを耐えてまで会社にいる価値はあるのだろうか?ととても疑問に思っていました。

その先輩の経験と同じ事にまさになりそうな状態だったのです。

このままでは家庭を守れない。

そう思い転職に舵を切りました。

転勤の内示が出たわけではありません。

ですが、このままではまずい、そう思い動く事にしました。

転勤以外にももちろん理由あり

転勤以外にももちろん理由はあります。

不満ももちろんありましたが、辞めるほどではありませんでした。

ただ、漠然と「このままでいいのか?」と疑問に思うことが多かったです。

  • 思うように市場で勝てない(競争力が乏しい)
  • 営業活動で負け続けでの負け癖
  • 工場の忙しさに忖度し開発を推し進められないもどかしか
  • しかし、目標は高く、到達できる気がしない
  • 上司が仕事しない(笑)

こんなことを思いました。

「東証一部上場だぞ?会社としては優良企業やん」そう思い気持ちを押し殺そうと思ったことも多々あります。

ですが、やはり気持ちに嘘はつけませんでした。

まじま

33才現在、まだチャレンジできる年なのではないか?

まじま

このままもどかしいまま在籍して後悔しないのか?

まじま

というか、この会社のために家族を犠牲にできるのか?

と思い、挑戦できるのは今しかないと思いました。

転勤はあくまできっかけです。

家族を守るのはもちろんですが、会社への不満、自分のチャレンジとどれを取っても今だと思い転職を決意しました。

転職エージェントに登録!しかし・・・

転職しようと何となく思い、転職エージェントに登録を進めました。

リクルートエージェント、doda、パソナキャリア、マイナビエージェント・・・

リクルートエージェント
doda
マイナビエージェント
マイナビエージェント
パソナキャリア

過去に1度転職活動をしているので、登録後の流れは慣れています。

で、面談をして自分の希望を伝えるわけですが、こういった条件を伝えました。

  • 転勤なし
  • 年収維持~UP
  • IT業界

登録時には製造業だったので、IT業界は未経験業種になります。

なぜIT業界を選んだかと言うとこんな理由です。

  • 今後の業界の成長するだろう
  • 利益率が全体的に高いので給料にも反映されるだろう
  • テレワーク推進などワークライフバランスがいいだろう
  • ブログ運営などでSEOなどの経験があるのでスキルが活かせるのでは?

そんな思いで、転職エージェントに希望条件を伝えました。

こんなに求人があるんだから、希望に合致した求人が絶対あるだろう!

そんな期待に胸を膨らませつつ、まずは最初に面談のアポが取れたdodaから面談をスタートさせました。

希望条件は叶えられない?

「転勤なし」「年収維持~UP」「IT業界」この条件で依頼してdodaから言われたのは、

正直、まじまさんの経歴だと製造業がメインなのでIT業界は未経験という見られ方をされる会社が多いんです。

そうなると、未経験からIT業界という状態なので年収は下がる可能性が非常に高いです。良くて維持です。

SEOなどのWEBマーケティング関係をご希望ですが、内定を取れるとは思いますが年収面が希望と合わないかもしれません・・・

という話でした。

わくわくしてIT業界でWEBマーケティング会社を志望し、新しいキャリアへ踏み出そうとしましたが出鼻をくじかれてしまいました。

まじま

これが現実なのか?

納得ができず、セカンドオピニオンのためにリクルートエージェント・パソナキャリアにも同じ条件で転職を希望。

そうするとdodaと同じ見解を示されてしまいました。

という事は、高い確率で今の希望条件では年収が下がってしまうという事がわかったわけです。

転職の軸

結果として、年収UPし、IT業界、転勤なしの転職を達成したのですが、当時は転職の軸を見直す必要がありました

年収が下がってもいいのか?という点に関してどうしても妥協ができなかったのです。

そこで、業界を広げる事にしました。

具体的には経験値がある製造業・自動車業界を候補に含める事にしました。

ここまでで、転職活動をスタートさせて1ヶ月少し経過しています。

最初に求人を紹介してもらってすぐ応募していたら、結果的には希望業界で年収ダウンの転職になっていたと思うと・・・

話を戻しますが、転職の軸を見直しました。

  • 「転勤なし」→「将来的に転勤があっても今の住まいに数年で戻れる程度のところ」
  • 「年収アップ」→「最低限、会社の家賃補助分まで含めて維持」
  • 「IT業界」→「自動車業界・IT業界」

このように範囲を広げました。

年収と転勤を両立しようとするなら、転勤への考え方を少し柔軟に考えて活動しないと後悔すると思ったので。

転職の軸を変更し、再度求人を紹介!

こうして範囲を広げて転職エージェントにリクエスト。

そしたら、魅力的な企業の求人が出るわ出るわ・・・

「転勤なし」が足かせであったことは明白だったので、やはりキャリアアップを狙うなら転勤は重要なファクター何だと感じます。

とはいえ、今回の転職は転勤がネックでした。

なので、慎重に「この会社は転勤が多いのか?」というポイントも重視しながら転職エージェントにヒアリングしつつ応募したい会社を探していきました。

まさか自分が外資系に?

少し幅を広げて会社探しをはじめたので、選択肢も増えてきました。

ですが、転勤なしでキャリアアップできそうな会社は全然なし。

これまで、リクルートエージェント・doda・パソナキャリア・地域特化のエージェントと面談をしてきてどこも「転勤なしだと条件がかなり絞られるな・・・」と渋い答え。

「やっぱりキャリアは諦めるしかないのか」そう思いはじめて、すがる思いでJACリクルートメントに登録しました。

JACリクルートメント2-min
JACリクルートメント

登録後に面談いただいたアドバイザーの方に、率直にキャリアアップと転勤なしを両立したいことを伝えると想定外の答えがかえってきました。

「実は、そういう方には外資系がピッタリなんです。どうでしょう?」

希望通りの会社、ありました!

これまで伝統的な日系企業ばかりに勤めてきたので、外資系と言われて「マジか」とビックリしました。

外資系のイメージは仕事をバリバリすることはもちろんですが、結果が全てで結果を残せないとすぐクビになるリスクのある会社だと思っていたからです。

それをお伝えすると、驚く答えが。

そういうイメージをお持ちの方は多いですが、実は外資系と言ってもそこまでシビアな会社はほとんどありません。

金融系やコンサル系はそういう気質もありますが、製造業だと日本企業ととても似ていて、長く働いてもらいたいというニーズもあります。

さらにヨーロッパ系の会社だと、従業員に手厚く支援するような考えを持っている会社が多いので労働条件なんかも日本企業より良かったりするんですよ。

基本的には日本の法律があるので、簡単にクビになることってめったにないですよ。

ビックリしました。

厳しい面もあるでしょうが、日本企業と同じように働けて待遇も上がり転勤なし。

これはチャンスだととても感じ、ぜひ外資系も視野に入れて検討させてほしい事をお伝えしました。

※あとから聞きましたが、スタートアップの外資系は覚悟しておいた方がいいようですね。

こうして、JACリクルートメントを主に使う転職エージェントとして転職活動を進める事に決定しました。

応募したいが、忙しすぎる!

外資系も視野にいれ、JACリクルートメントから紹介を受けた求人と、リクルートエージェントでも同じ条件で探して1つ魅力的な求人を見つけ応募の候補に入れました。

そこから、企業研究を重ね、書類の通過率を上げるために職務経歴書と履歴書のブラッシュアップを進めました。

で、応募をしたかったのですが、仕事とプライベートが忙し過ぎて非常に二の足を踏んでいました。

どんな状況だったかというとこんな感じです。

仕事

  • 担当顧客が全国に増え、長距離出張が増える
  • 部下の育成が業務に追加
  • 組合の支部長になる
  • 複数のプロジェクトリーダー

プライベート

  • 子供が生後すぐで夜泣きで夜2~3回起きる
  • 注文住宅の引き渡し前
  • 未完成のカーテン、工事などの調整
  • 引越し作業(見積・荷造り・引越し)

この状態で腰を据えて転職活動ができるのか?とかなりテンションが下がっていました。

ですが、ここで頑張らなければ何も変わらないと思い、気合でやり切ることに決めました。

転職エージェント推奨の応募社数なんて無理!

応募すると決めてから、最初にリクルートエージェントが言っていた事を思い出しました。

「応募~内定までの合格率は5%~10%程度です。ですので10~20社応募して1~2件内定が出るというイメージですね」

で、ここで過去の記憶がよみがえります。

というのも私は現職に入る時にも2016年に転職しているのですが、当時も同じように言われて10社ほど応募しました。

そしたら、ありがたいことに書類通過率が非常に高く、面接地獄になってしまいました。

まじま

「この会社は志望度も高くないのでキャンセルさせてください」

そんな事を言ってもキャンセルさせてくれず、行きたくもない会社の企業研究をして面接に向かった記憶がまざまざと呼び起されました。

今回も、そうなるリスクがあったので応募件数を絞ろうと決めたのです。

通ったら絶対入社する会社に応募しよう。

そう決めて応募しました。

決め打ちで応募したのは3社

この会社だと内定が出たら(もちろん給料などの条件はありますが)入社すると思う会社に応募しました。

結果、応募したいと思った会社は3社でした。

それまでに、複数の転職エージェントから30社以上は紹介を受けていたと思います。

ですが、「内定が出たら入ろう」そう思える会社は自分の中では3社ほどしかなかったのは改めて思うと少ないですね。

ただ、3社に絞ったからこそ、一球入魂の書類作成、面接対策ができるわけです。

まじま

「この会社向けの資料・面接をしよう」と決意し実行しました。

絞ったおかげで十分に対策できる時間も取れて、忙しい中でも転職活動ができたので結果としては成功でした。

この戦略は人によると思うので、転職エージェントへ事情をしっかり話して少ない応募数で対応したいと相談して進められると良いですよ。

企業研究~応募

応募する会社を決めたので、企業研究をどんどん進めました。

企業研究をする理由は一つ、通過率を上げる書類作成・面接ができるようになる事です。

書類作成では、募集要項をよく見たらだいたい答えが書いてあるのでそれに合わせてカスタマイズ。

その後、会社への志望動機になったことを掘り下げていって、それを転職理由につなげると出来上がりです。

応募はここまでできてからですね、大筋ができあがって話を転職エージェントに通してから応募すると通過率も上がります。

応募前に転職エージェントに転職理由・志望動機を話しておいた方が良い理由

応募前には転職エージェントに転職理由・志望動機をあらかじめ話しておきましょう。

理由は転職エージェントは推薦状を企業に出すからです。

なぜそれがあらかじめ転職理由等を話しておく理由になるかと言うと、推薦状に書かれる内容と自分が伝える内容にずれが生じる事があるからです。

私は過去の転職活動で、応募後に転職理由を練り直して面接に望んだ事があります。

その時に面接官から「あれ?エージェントさんの書類と少し違っているようですが・・・」と言われた事が。

もちろん、その面接は落ちました。

転職エージェントもたくさんの人の推薦状を書いているので、言わないと面談時で言った本音の転職理由をうっかり書いてしまうことがあります。

本音と建前はもちろん違うので、あらかじめどんな内容を伝えるかを相談しておくべきなんですよね。

多数を応募される方は、応募前に転職理由を練り上げたタイミングのみでOKです。

おそらく5社・10社受けるなら転職理由はそうそう変わらないと思いますので。

面接対策~内定

応募を3社に絞った事で、それぞれ応募時には志望動機も明確に言える程度までしっかりと企業研究や面接対策ができていました。

で、応募したところ2社の書類が通過。この勝率には驚きました。

タイミングも良かったのかもしれませんが、書類を仕上げたり、受かりそうで受かったら行くと思ったところを選んだのも要因の一つかもしれません。

ここについては、別記事でもう少し詳しくお話しますね。

面接対策は徹底的に!

面接対策は徹底的にやりました。

面接対策の流れはこんな感じです。

  • 質問と回答の一覧を作成
  • 転職エージェントと回答をすり合わせ
  • 何回も受け答え練習

これだけです。

これらを何回も何回も繰り返す事で受け答えがブラッシュアップされていきますので。

内定!

書類が通った2社の面接を受け、面接対策を徹底したこともあって無事に内定を頂きました!

内定までに、試験の追加や面接の場所の伝え間違いのトラブルがあったりと、予想外のトラブルもあったのですが、何とか乗り越えました。

まじま

想定外の事が続いたので面接場所の伝え間違えの時には「この企業とは縁がないんじゃないか?」と本気で思いましたが。

その後、無事に面接も終わり2社とも最終面接を通過。

内定前のオファー面談でしっかり希望年収を伝えたこともあって、希望に近いオファーをいただくことができて驚きでした。

1社は希望したこともあってオフィス見学の機会まで設けていただき、とても熱意が伝わってきてぜひ行きたいという気持ちが強まりましたね。

決断

2社内定をいただき、どちらも非常に魅力的でした

  • A社:年収1.5倍 労働条件めちゃくちゃいい(おそらく定時帰り)
  • B社:年収1.8倍 仕事内容がおもしろそう

というところで迷い、年収と面白い仕事ができると思ってB社を選びました。

A社からは熱烈なオファーをもらっていて内定辞退をするときには心が痛かったです・・・

もちろんどちらも転勤なし。

私としては条件面だけでは転勤なし&キャリアアップの希望が完全に叶った転職になったわけです。

まとめ

今回の転職活動を経て、実績を重ねて準備さえしっかりできていれば希望を叶える転職は難しい事ではないという事が身をもってわかりました。

私自身、この記事を書いている今はまだ入社前なのですが「本当に自分がこんな会社にはいれたんだ」とまだ夢見心地の状態です。

ともあれ、最後にまとめるとすると以下の事を徹底すれば希望を叶える転職は高い確率で可能ですね。

  • 転職エージェントを使う事
  • 準備を入念に行なう事
  • 応募企業の選定に妥協しない
  • 面接の練習をたくさんする
  • 年収交渉は必ず行なう事

このブログでご紹介している転職エージェントは合う方にとってはしっかりと力になってくれます。

私の場合はリクルートエージェントとJACリクルートメントが非常に役立ってくれました。

30代で転職される方はこの2つは必須です。

登録されていないなら、もらさず登録されることをおすすめします。

また、この記事で書ききれなかった職務経歴書・面接対策など具体的な部分については別の記事でお伝えします。

再現できるように具体的に書いていきますので、ご覧ください。

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