ベンチャー企業の労働環境はどんな感じなのか?
大企業だと普通にある設備がベンチャー企業だと充実していないこともあります。
想像は簡単かもしれませんが、果たして本当なのかどうか気になりますよね。
実際に働いたことがあるので、その時の会社の様子をお伝えしたいと思います。
あるベンチャー企業の仕事用設備関係
僕が経験したベンチャー企業はこのような感じでした。
- 自分のパソコンが無い
- サーバーがレンタルサーバー
- OUTLOOK(メールソフト)が使えない
- 複合機がない
自分のパソコンが無い
僕の入ったベンチャー企業は自分のパソコンが無く、共有のパソコンがあり、それを使って仕事をするというスタイルでした。
大企業であれば、一人1台パソコンが与えられ、ログインIDやパスワードを設定して自分だけのものとして使う事がほとんどだと思います。
パソコンが共有という事はよくあります。
一人1台パソコンが支給されている会社で働いていると(ほとんどだと思いますが)、この共有パソコンで仕事をする事に慣れない事もあるかもしれませんね。
しかしながら、業界や職種によるところも大きいと思いますので、IT業界など業界的にパソコンが無いと仕事が不可能な場合は当然一人1台パソコンが支給されると思いますよ。
サーバーがレンタルサーバー
大きな会社だと、自社にサーバーを持っているケースがほとんどだと思います。
ですが、小さな会社だとそこまでもできません。
僕の経験したところはレンタルサーバーを使用されていました。
正直な所、レンタルサーバーだからいい、悪いはありません。
仕事には全く支障はありませんし、知らない方だと本当にどうでもいい事です。
ですが、僕はブログ運営をしている経験もあったので「え?レンタルサーバーでやってんの?しかもこのサーバー?」という驚きがありました。
OUTLOOK(メールソフト)が使えない
レンタルサーバーと関連して、マイクロソフトのオフィスソフトでどの会社でも使っているメールソフトのOUTLOOK(アウトルック)が使えませんでした。
会社の方でこういったネット関係に明るい人がいなかったのかなと思いますが、設定がされていなくて、メールチェックはサーバーでチェックするというものでした。
こんな感じです。
これまでOUTLOOKに慣れていたので、使い勝手が違ったのもありますが、「これくらい設定したらいいのに」とちょっと思った次第です。
複合機がない
これも大企業ではあって当然の複合機(コピー・ファックス・PDF)がありませんでした。
このように大きな複合機は不要だったのだと思います。
コピー機はありましたがもちろん市販のものでしたが、コピーとPDF化のみ使用していたので市販のもので十分事足ります。
ですが、複合機が当たり前と思っていたところがあったので、これも驚きました。
あるベンチャー企業のシステム面
システム面でも大企業では普通にあるものが無い事に気づきました。
微妙な差なのですが、入社前にこういうものだと思ってもらった方が良いのかと思いますよ。
勤怠システムが無く報告制
大企業ですと、出勤・退勤のシステムがありますよね。
ICカードをかざすと出勤・退勤の打刻ができるなど、システムが整っていることがほとんどかと思います。
しかし、それが整っていない会社だと勤怠システムがありません。
僕の場合は出勤・退勤はメールで社長に報告していました。
報告の仕方はいろいろあると思いますが、勤怠システムが整っている会社の方が少ないのではないのかなと思います。
勤怠システムがあるか無いかは正直なところ、たいした問題ではないかもしれません。
ですが、勤怠システムはアナログである事を気に留めておかれるとよいのかと思います。
経費精算はアナログ
経費精算は建替えて支払った後に社長が財布から出して清算してもらっていました。
大企業だと、建替えたあとにレシートを付けて申請し、承認後に口座に振り込まれますよね?
そんなシステム的な清算はベンチャー企業ではもしかしたら少ないのかもしれません。
少なくとも僕が勤めた会社はアナログな清算方法でした。
まあ、清算方法がアナログだったとしても、経費をちゃんと清算してくれるので助かります。
ベンチャー企業じゃなくてもひどいところは経費清算してくれない会社もあると聞きますので・・・
設備やシステム面が充実していなくても仕事はできる
正直な所、設備やシステム面が充実していなかったとしても仕事はできます。
多少のモチベーションが上がり下がりするくらいで、大きく仕事には影響しません。
会社が大事なのは設備を整える事ではなく、利益を出すことですから。
僕が勤めた会社はお伝えした通りですが、仕事をする上では支障はありませんでした。
経費は清算してくれますし、アナログでも出社・退勤の連絡を行なえば何ら問題ないので、システム面が整備されていなくても実務を行なう側は全然大丈夫です。
ですが、細かいところでこれまでの環境と異なる部分がでてきます。
労働環境の面は目をつぶれる部分なので、ある程度妥協されても良いと感じますよ。
大事なのは仕事内容や給料の方ですから。
ベンチャー企業へ転職するときに大事なのは仕事内容や給料
やはり大事なのは、仕事内容や給料面だと感じますね。
仕事環境は自分でも整えて行けばいいのですが、仕事内容は入社する会社によって変わるので、ここが自分と合わないと全く意味が有りません。
それに、いくら仕事が自分の希望にあったとしても給料が想定通りでないと生活できません。
設備・環境類は何とでもなりますが、この2つはしっかりと調査して、本当に自分の希望通りかを考えて決めないと後悔すると感じました。
実際に僕は後悔して入社しませんでしたから。
まとめ
ベンチャー企業の労働環境について、僕が経験した一例をお伝えしました。
仕事ができる環境さえあれば、少しばかり設備類のグレードが低くても全く問題ではありませんでした。(多少の驚きはありましたが・・・)
それよりかは大事なのは仕事内容や給料です。
仕事内容が本当に自分のやりたい仕事ができる会社なのかで、仕事へのやる気は全く変わります。
給料やボーナス、退職金は出るのかで、自分の生活レベルが大きく変わります。
なので、労働環境はある程度で良いので、ベンチャー企業へ転職されるなら仕事内容や給料を注意して見られると良いと感じますよ。