自動車業界に向いている人ってどんな人なんだろう?
もし自分が向いていたら嬉しいんだけれど、どうだろうか?
自動車業界に入りたいけれど、果たして自分は自動車業界に向いているのか気になりますよね。
確かに業界によっていろんな特徴があって、それによって向き、不向きはあると思います。
もちろん自動車業界も同様で、自動車業界の特徴があり、それに向いている人・向いていない人があることも事実かと思います。
僕は自動車業界で10年近く働いているので、業界の人として自動車業界の特徴を踏まえつつ、どういう人が向いているのかをお伝えしたいと思います。
向いている人に一つでも当てはまる人は自信を持って自動車業界の求人に応募されると良いですよ!
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自動車業界の特徴
モノを取り扱う
自動車業界の特徴としては、モノ(製品)を取り扱うという点です。
当然の事と言えばそうなのですが、例えば保険や金融はお金を扱い、人材業界ではヒトを扱います。
実体のあるモノを取り扱う点で他の業界との違いがあります。
BtoB
自動車業界ではBtoBのビジネスモデルがほとんどです。
BtoCになるのはトヨペットなどのディーラーくらいです。
ほとんどがBtoBで、カーメーカーや1次サプライヤー(Tier1)などが取引相手になります。
ビジネスの回転の早さや規模がBtoBでのためBtoCとは違いますね。
案件クローズまでの期間が長い
自動車業界は案件がクローズ(完了)するまでの期間が長い事が多いです。
例えば新規車種の受注活動ですが、受注活動~売上になるまでは2~3年かかります。
車両の開発段階で自社製品の採用のための活動を行ない、受注できた後にも量産までの対応で1~2年の期間がかかります。
なので、BtoCの業種と違って「この案件はダメだったから次の案件はこうしよう」というPDCAの回転スパンが長いです。
関わる人・部署が多い
自動車業界では関わる部署や人が多いです。
例えばですが僕は営業をしており、担当しているお客様でこれまで1社だけで名刺交換した人は5年で100人以上いらっしゃり、継続的に関わっているのは50人程はいらっしゃいます。
もちろん、1部署だけではなく、関わる部署や人は多いです。
営業でなくても、お客様が工場に来社されて打ち合わせする際には、工場担当者も同席して会話しますし、客先へ訪問する際に同行して対応することも多々あります。
営業が関わる部署や人数は多いですが、営業以外の部署も社内・社外の方と関わる事は多々ありますよ。
自動車業界に向いている人8選!
自動車が好きな人(好きじゃ無くても大丈夫!)
自動車が好きな人は自動車業界に向いています!
何故かといいますと、自動車業界で働く上で車種の話や、車の構造の話は避けて通れないからです。
僕は車をそこまで好きでは無いので、車両の名前や車のかたちを覚えるのに苦労しました。
これは一例ですが、車が好きな人は向いていると切に感じます。
車の構造も興味があれば、頭に入ってくるスピードも違います。
なので、車が好きな人は自動車業界に向いていますよ!
車が好きじゃなくても大丈夫
車が好きじゃなければだめなのか?というとそうではなくて、車が好きじゃ無くても自動車業界には勤められます。
車が好きな人もいますが、もちろん興味ない人もかなり多いです。
僕も自動車にはあまり興味が無く、業界が長くなってきたので知識として車の知識はついていますが、仕事上必要だから覚えた人です。
僕を含め、自動車の事をそこまで興味が無い人でも十分仕事はできますので、安心してもらえれば良いと思います。
車が好きであれば特に向いているというレベルですので。
BtoBの仕事がしたい人
自動車業界はBtoB、つまり企業と企業の商売になりますので、BtoBの業界に入りたい人は向いています。
BtoCはちょっと・・・という方や、対企業相手にビジネスをしたいという方には自動車業界はぴったりです。
業界の人の特徴という点では、自動車業界は無茶を言う人はあまりいない印象で、皆さんある程度大人な対応をしてくれます。
社内は少しくだけた感じになるかもしれませんが、お客様であっても大人な対応なので、客だから偉そうにしている人はあまり見かけたことはありません。
逆に、僕たちもお客様であっても無茶なことは丁重にお断りします。
企業としての責務を果たしているからだとは思いますが、ビジネスとしてお客様とお付き合いできる業界だと感じます。
取引規模の大きな仕事がしたい人
規模の大きな仕事がしたい人も向いていると感じます。
例えばですが、売上1億円以上のビジネスも担当できます。
例えばですが、1ヶ月10,000台生産される見込みの新車種に採用される案件があったとします。
新車種はだいたい4~5年間量産され、フルモデルチェンジまで量産され続けるので、10,000台×60ヶ月=60万台に採用される案件になります。
それが、1台に自社製品が1個採用され、1個の単価が200円だとすると、200円×60万台=1億2,000万円です。
1個200円の部品でも月1万台量産される車に採用されると、トータルでは1億円以上のビジネスになるという事です。
これくらい大きな金額になるので、取引規模が大きなビジネスをしたい方にとっては自動車業界はおすすめですよ。
自社製品を扱う仕事がしたい人
自動車業界ではものを製造するため、自社製品を取り扱う仕事ができます。
さらに言えば、自動車として世の中に出ていくので、自分のした仕事が世の中に自動車として走っているのを見ることができますよ。
自社製品を取り扱いたいと言う人にとっては、自分のした仕事がはっきりわかりやりがいにもなりますので、自動車業界には向いていると思います。
じっくり取り組める人
一つの事にじっくりと取り組める人は向いています。
自動車業界は案件が始まって終わるまで数か月~1、2年と時間がかかる事がほとんどです。
そのため、すぐに結果を求める事が難しいので根気強く取り組める人は向いていると感じますよ。
自分のした仕事についてすぐ結果が欲しいですし、フィードバックすぐ受けてPDCAで改善していきたいところですが、業界としてすぐに結果になりづらいので注意してください。
人と協力して何かをするのが好きな人
人と協力して何かをするのが好きな人は自動車業界に向いています。
自動車業界の仕事は自分一人の力で完結する仕事はほとんどなく、ほとんどの仕事は社内・社外ともにたくさんの人と関わります。
関わる機会ですが、打ち合わせ・電話・メールなどたくさんあります。
僕のある1日の例ですが、打ち合わせで7名、電話で8名、メールは20名ほどとやりとりをしていて、合計35人と関わりました。
改めて数字に直すと多いなと感じますが、関わる時間も1~2分の人もいれば打ち合わせだと30分~1時間となり濃淡はあります。
ですが、これだけの人と日々関わりながら仕事をしていきますので、人と協力して仕事をしたい人は向いていますよ。
ロジカルな思考が好みな人
ロジカルな考えが好きな人は自動車業界は向いています。
はっきり言うと、理詰めな部分が大きく、何をするにもロジックベースで話をすることが多いです。
例えば納期調整でも「ごめんなさい、調整させてください」で済まないことが多く、「○○だから納期調整させてください」と筋の通る理由が必要です。
販売価格についても、「100円です!」ではNGで、「こういう理由で100円になっています」という事を説明しなければなりません。
逆に言えば、理由をはっきり伝えて筋が通っていれば話を通しやすい風潮なので、ロジカルな思考が好みの方は本当に向いていると感じます。
逆に、感情でなんとかする事が得意な方にとってはしんどい場面が多いと思います。
そういう方は別の業界の方が会っているかもしれませんね。
PC作業が得意な人
自動車業界の仕事はメール・資料が多いです。
なので、PC作業が得意な人は向いています。
エクセルやパワーポイントはよく使いますし、メールは多い日は1日100件程度送る場合もあります。(受信件数はCCにも入るので100以上です)
そのため、PC作業は嫌でも増えますし、さらには作業に慣れてくると必然的にPC作業が得意になってきます。
僕も新卒で入社した時にはエクセルやパワーポイントを使った事が無く、全く何もできませんでしたが、10年ほど使っていますと自然といろいろなPC作業が得意になりました。
不得意な人は僕の様に仕事の中で身に付きますが、もともと得意な人は本当に向いています!
自動車業界に転職するなら?
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まとめ
自動車業界に向いている人についてお伝えしました。
10年近く働いている僕が業界の人として感じるポイントです。
中には、僕がそうだったら良かったのにと思う部分もあります(車が好きだったら・・・とか)
貴方がもし向いている人に一つでも当てはまるなら、自動車業界は迷わず受けられる事をおすすめしますよ。
貴方の転職活動が上手くいくことを願っています!