「自動車部品メーカーの営業に転職したいけれど、仕事内容って具体的にどういうのかイメージしてみたい。」
「自動車業界ってどんな感じなんだろう?ノルマがキツイとかあるならやだな~」
こんにちは、自動車部品メーカーで10年近く営業職として働いているまじまと申します!
自動車部品メーカーの営業職って求人を見ただけでは実際どんな仕事なのか、あまり具体的にはわかりませんよね。
実際の仕事の流れとかもわかりませんし、「受注活動」だとふわっとしていて具体的になにをするのかもわからないと思います。
ネットではあまり見かけませんので、実際に僕が働いている様子をお伝えしたいと思います。
不安に感じる部分も本音でお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
自動車部品メーカーで10年働く僕の本音
自動車部品メーカーの営業に転職を考えてられるのなら、本音の部分が知りたいですよね。
自動車部品メーカーで10年近く働いているので、実際のところどうなの?というところをお伝えしていきたいと思います。
ノルマ(目標)はある
自動車部品メーカーでもノルマというか目標はあります。
しかし、保険の営業の様な「月○○件の契約」などといったノルマとは違います。
業界の構造的にその月の頑張りで売り上げ○○円達成!などの目標設定は不可能です。(後述します)
なので、ノルマ(目標)は行動目標として半期で受注〇件とか、見積対応〇件などといった形になります。
自動車業界の営業はその仕事が実際に売り上げになるまで、このようなプロセスがあります。
- 見積依頼を受け・回答する
- 何度か交渉し見積価格を合意し受注する
- 形状の仕様整合を行う
- 形状や数量条件が代わり再見積もりを行う
- 3~5を繰り返す
- 形状が確定し量産準備に入る
- 1~2年後、ようやく車が量産になる
- 売上が発生し始める
ざっくりですが、見積もりを回答してから1~2年後にようやく車が量産されて売り上げになります。
その間にも市場の情勢やカーメーカーの事情などで条件や形状がいろいろ変わるので、製品単価が変わってくることも多いです。
これが同じ製品でも、使われる車種の生産台数が違ったらそこでも売り上げが変わります。
しかし、受注活動に必要な業務量は売上金額に対してあまり変わらないので売上が目標値になると不公平なんです。
こうした事情もあり、売上を目標にすることは難しく、社員に目標とさせるには受注活動や見積もり対応といった売り上げにつながるプロセスを目標値にすることが多いです。
受注活動も新規開発車両や車の種類によって数が限られるため膨大にあるわけではありません。
ですので、目標値はありますが大きく目標を下回ってしまうことも少ないのが現実です。
業務量は多い
他の業界と比べることは難しいとは思いますが、業務量は多いと思います。
人次第な部分がありますが、自分でコントロールしないと無限に仕事が出てきます
- メール処理
- 電話対応
- 見積作業
- 打ち合わせ
- などなど・・・
それに営業は会社の窓口ですので、価格面以外にも技術・製造工程など専門的な問い合わせは本当に多いです。
日々、工場の方に教えていただきながらお客様に回答していくような仕事でもありますので様々な人ともかかわる仕事にもなりますよ。
ですが、仕事を工夫することで残業が多くも少なくもなります。
僕は今お客さんを9社ほど抱えていますが、エクセルや仕事のやり方を工夫することで何とか残業時間は20時間行かないくらいで押さえていますよ。
よくある1日の様子
自動車部品メーカーの営業は決まった1日はありません。
毎日がサプライズみたいなものです。
毎日違う事をしていますが、客先へ外出する日と、一日事務所で仕事をする日に分けてお伝えしますね。
外出する際のタイムスケジュール
午後から外出する場合です。
いろいろな時間の合間にメール処理がありますが、こまめに対応していくのでここでは記載していません。
次に外出せずに事務所で仕事をする場合のタイムスケジュールです。
内勤時のタイムスケジュール
営業職はとにかくメールが多いので、メール処理だけでもかなりの時間が必要になります。
以前技術部門の方とメールの話をした時に、全然量が違う事に驚きました。その時に職種でメールの量は違うんだと気づきました。
それに加えて抱えている案件を推進させる活動やフォロー、問い合わせの対応などを行います。
仕事を進めるツールがメールなので、メールを主な仕事のツールとして活用しつつ、電話や社内でも打ち合わせは実施していきますよ。
関連記事:自動車業界に向いている人8選!10年働く著者が業界の特徴と向いているポイントを解説
自動車部品メーカーの営業の仕事内容
求人に応募するときに、自動車部品メーカーの営業職の仕事はどういった仕事があるのかを把握することが重要です。
何故かといいますと、求人のイメージが付きやすいです。
僕が経験している自動車部品メーカーの営業職としての仕事はどんな仕事があるのかをお伝えします。
新規車種に自社製品を搭載させる活動
一番の仕事としては、新規車種に自社の部品が採用されるための受注活動が重要な仕事です。
開発情報の入手から始まり、購買部門と部品の見積や、設計部門と製品のスペックが求められるものと合致しているか、求められる形状ができるかなど幅広く活動していきます。
- 開発情報の入手
- 見積対応
- 要求内容の確認
- 製品・形状の提案
- などなど・・・
短期間で終わることは少なく、1車種の受注に1~2年単位で時間がかかる場合もあります。
苦労はありますが、受注して世の中に自分が頑張った仕事が車として走っている姿を見ると何とも言えない気持ちになれますよ。
関連記事:自動車業界の仕事内容#1!受注活動のターゲットや活動期間などを現役部品メーカー営業マンが解説!
設計との仕様整合
営業の仕事の一つにお客様の設計さんと部品のスペックや寸法関係の仕様整合があります。
具体的には、このようなものがあります。
- 要求寸法に対して、自社で対応可能な寸法をお伝えし合意する活動
- 要求スペックに対してのスペック評価結果の報告
- お客さんの図面の発行のフォロー・受領
主に技術部門の仕事でもあるのですが、営業が窓口になるので技術と営業で一緒にお客様へ説明しに行きます。
技術部門に任せっぱなしにする会社もありますが、僕の知る限りでは営業もこの技術面は把握してお客さんと会話できないと営業としては厳しいですね。
購買と価格折衝
新規品や数量条件の変わった製品について、お客様の購買部門と価格の折衝をします。
お客様は当然安く買いたいですし、競合がいる場合は競合よりも価格面で勝たなければ受注はできません。
販売価格の決定や交渉は営業の仕事の中でも山場の部分だと感じており、ここがお客様の希望と合わない部分が多いところです。
ただ安くすると収益が悪くなる
なので・・・
原価を下げて収益性確保して安くする活動が必要
お客様とも社内ともタフ交渉になるので骨は折れますが、価格を合意して受注まで至ればひと段落です。
価格が妥結できる瞬間が一仕事終わった感じがしますね。
関連記事:自動車業界の仕事内容#2!見積方法や交渉について具体的に解説!RFQ・定期改定・コストダウン
関連記事:自動車業界の仕事内容#3!失注せず受注確定するための要件とは?
納期関係
営業の仕事は量産品の日々の納期関係も管理しなければなりません。
基本的には毎日発注があり、倉庫の在庫から物流会社を使ってお客様に納入します。
この注文情報を工場や物流会社などに連絡して納期に遅れないように、指示を出して管理するのも営業の仕事です。
部品メーカーはおおむねこの仕組みが整っているので、特に一から構築する必要はなく、その会社ではどのように運用しているかを入社して把握できれば仕事は回りますよ。
納期1つ遅れるとお客様のラインが止まり、その先のカーメーカーのラインが止まってしまい大惨事になります。
日々の当然な仕事なのですが責任がある仕事にもなりますよ。
関連記事:自動車業界の仕事内容#4!イベント対応~本型暫定工程・本型本工程~
関連記事:自動車業界の仕事内容#5!量産開始の用語(SOP・LO)や業務内容
不具合の対応
もし不具合品がお客様に納品した後に見つかった場合、不具合品のお客様から一報を受けて対応するのも営業の仕事になります。
不具合に対しての営業の仕事としてはこのような対応があります。
- 不具合品がなぜ発見されたか、発生数量はどれくらいか
- 不具合現品の引き取り
- お客さんの現場にある製品の選別や代品の納入
- 不具合品の内容を工場へ展開
- 報告書をお客さんへ送付し説明
お客さんの窓口になるので、お客さんからの連絡を電話で受けることも、現品の引き取りのために工場までうかがう事もあります。
ご迷惑をおかけし、直接怒られるケースも中にはあります。
会社の窓口で顔なためそこは耐えなければなりません。
そこまで頻度は多くありませんが、年間に数回は不具合品の流出は起きて対応している印象ですね。
顧客からの問い合わせ対応
その他、主な業務以外にもお客様からの細かい問い合わせに対応していくことになります。
例えば工場のラインの事、納入荷姿の事、製品の材質の事など様々です
メールや電話で様々な問い合わせが入りますので、工場へ確認し、回答を得てからお客様に回答する事になります。
これが、量産打ち切り後、サービスパーツになっても続きます。
関連記事:自動車業界の仕事内容#6!EOP(量産終了)とサービスパーツの対応
自動車部品メーカーの仕事のやりがい7選
メーカー営業をしてきて感じた僕の経験談をお伝えしていきたいと思います。
いろいろとあるのですが、7つに絞ってお伝えしますね!
自社製品を世に広める
自社製品が世の中で使われているのを見かけた時はやりがいを感じます。
例えば自動車部品であれば、それが見えない部分だったとしても車の一部になって走っているので、採用されている車を見るとやった仕事を思い出します。
キツイ仕事の時もありますが、自分がやった仕事が世の中の一部になっていると思うとメーカーはモノが実際に世の中に出回るのでやりがいをダイレクトに感じる場面がありますよ。
僕は自動車部品メーカーに勤めているので、世の中の生活の一部になっていることを実感しやすいですよ。
他にも、食品メーカーや家電メーカーなど、身の回りに触れるものの一部をになっていると同じように感じられると思います!
結果が出た時
メーカー営業でも良い結果が出た時にはやりがいを感じます。
例えばですが、このようなケースがありますよ。
- 新規の引き合いをもらった時
- 受注できた時
- 量産がスタートした時
- 交渉の末に内容を合意できた時
売上が上がる事だけが結果ではありませんし、それだけが営業のやりがいではありません。
それに至るまでの受注活動のプロセスの中でもやりがいを感じる場面が多々あり、一つ一つ結果が出ていくとやりがいを感じます。
一例ですが、新しいお客様と取引を開始するときにはいろんなハードルが出てくるのですが、それをクリアしていったときにはやりがいを感じますよ。
スキルアップを感じた時
メーカー営業をしていると、いろんな場面で知識や交渉力・粘り強さなどが必要になります。
その中で、以前はできなかったことができるようになってくるので「昔よりできることが増えたな」と実感することがありますよ。
- 顧客の過度な要求にこたえない
- 製品知識が増えて打ち合わせ時に的確に答えられる
- メーカーとしての知識が増えるのでお客様との会話がかみ合う
- タフな交渉でもメンタルが安定している
- お客様の心証を悪くせずにNOが言えるようになる
- 視野が広くなりメリット・リスクなどいろんな角度から物事を見ることができる
僕自身、数年前にはできなかった事や非常にハードだと感じていた事が今は楽勝でできるようになったと感じています。
経験と知識が付くと自分でスキルアップしていることが感じられるのでやりがいを感じられるポイントでもありますよ。
チームで喜びを分かち合える
一つの案件を受注したり乗り越えたりするためには、メーカーは営業だけの力では何ともなりません。
工場の技術部門や製造部門などと協力することが必須になります。
ものを販売するので、営業の力だけでは限界があります
なので、一つの案件を達成した時には一緒に頑張った関係部門の方々と喜びを分かち合えることができます。
長い間、けっこうバチバチに議論を交わしたり交渉や努力をしていくので関係性もできてきますがギスギスすることも中にはあります。
ですが、関係性を保ちつつ結果を出していくのも営業の仕事なので、それが報われた瞬間はやりがいを感じますよ。
ドラマの下町ロケットみたいに「わー!!」とはなりませんが、「やりましたね!」とねぎらいあったりはしますよ!
営業の力で間を取り持てた
お客様と工場との意見の対立を営業の力で取り持ってうまく物事を進められた時にはやりがいを感じます。
自社⇔お客様と意見が対立する構図はよくあります
例えばですが、お客様が要求してくる内容が厳しすぎて、競合他社でも対応が不可能な内容を押し付けられようとした場合、明らかにおかしいのはお客様です。
ですが、お客様にもいろいろと事情があってやむなくその要求をしてきている場合があります。
そういった後ろの意図をくみ取り、言葉通り以上の事を工場に伝えるのも営業の役割です。
逆に、要求に対して不可能なことは不可能と言わなくてはいけません。
しかし、そのまま真正面にお客様にダイレクトに伝えてもNGと言われることが多いです。
ですので、伝え方をお客様の気持ちに合わせていくことで、心証を悪くせずに意見を伝えることも営業の仕事です。
このように、上手に両者の主張をお互いに伝えていき折り合いをつけることができると営業の仕事ができたとやりがいを感じるポイントになりますよ。
お客様から喜びの声をダイレクトに聞ける
営業はお客様の窓口になるので、喜びや感謝の声はダイレクトに聞くことができます。
- 納期調整していただいてありがとうございます。
- ご尽力いただきありがとうございます。
- 社内の意見をまとめていただいてありがとうございます。
など、直接言われるのでこれもやりがいに感じられます。
僕は昔から人に「ありがとう」と感謝される仕事がしたいと思っていたのですが、学生の時には警察官や消防士くらいしか頭に思い浮かんでいませんでした。
ですが、まさか自動車部品メーカーの営業の仕事でこのような感謝のお声をいただけるとは思っていませんでした。
人の役に立つことができたり、良い仕事ができると相手に感謝されることもありますので、やりがいを感じるポイントになりますよ。
社内、お客様から頼られる
営業として経験を積んできて知識や実績が出てくると、社内からもお客様からも頼られます。
具体的には、自分の意見を求められたり、判断を求められたりという場面がでてきます。
「○○さんはどう思われますか?」などと大事な場面で聞かれると責任感は感じますが、信頼いただいているのかと実感します。
打ち合わせ中に重要な局面で見解を求められると、自分の発言に信頼をいただいているのだと感じられますよ。
こうなってくると、仕事も非常にやりやすくなります。
もちろん、実力や人間関係の構築なども必要になってくるので時間はかかります。
ですが、関係性ができてきて信頼関係が築けてくるとやりがいを感じられますよ。
自動車部品メーカーの営業でキツイところ4選
いいところもあれば当然キツイところもあります。
僕の主観になりますが、自動車部品メーカーの営業できついなと思う事をお伝えします。
幅広く知識を得なければならない
キツいと感じるかは別ですが、仕事をする上で幅広く知識を持たないといい仕事ができません。
具体的な事を聞かれると即答がまず無理なので、まずは大まかな部分だけでも把握しなければなりません。
その大まかに把握しなければならない幅も非常に広いです。
全部署の事を大まかには把握しておかないとなかなか仕事になりません。
新人を教える時にも感じますが、営業の仕事をちゃんと教えようとすると数か月単位で時間がかかります。
それを身に着けるためには実務で経験して覚える他無いので、幅広く知識を付けて身に着けるまでの期間が長くなります。
なかなか一人前になるまで時間がかかりますし、それでも毎日わからないことは出てきますので常に学ぶ姿勢を忘れずに仕事をしていくことが大事です。
理詰めがキツイ
自動車業界に限らずかもしれませんが、理詰めで話をされるケースがほとんどです。
それに、泣きを入れてもなかなかロジックが通らないと受け入れられません。
「売上が少ないから少し多めに納品させて」とかはあり得ません。
営業が理詰めで話すケースとしては新規品の見積価格の説明です。
過去からの価格の整合性、実際の製造方法と見積価格が乖離しているのではないかなど、いろんな点で指摘されます。
「今回の見積は○○円なんです」だけでは通じません。
なので、自分の出す回答に対してはちゃんと根拠を持っておかなければなりません。
そうでないとお客様は納得しません。
毎回ロジックを組み立てて話をする必要があるので、そこがきつく感じることもありますね。
日々、ロジックを組み立てて仕事をしたり話す癖を付けておけば、自然とできるようになりますので徐々に慣れますよ。
調整役になることが多い
営業は工場とお客様の間に立つので、どちらともの調整役になることが多いです。
意見がぶつかることもあるので、うまくお客様や工場の意見を相手方に伝えるのが僕たちの仕事です。
やりがいにつながる部分ではあるのですが、これに疲れてしまう場合もあります。
1つの案件で意見が対立している時にどちらの言い分もわかるという事も出てきます。
そこをどう折り合いをつけるかと間に立って調整する役割になります。
ですが、あまり気を使い過ぎると疲れてしまいます。
双方の意見のどちらが重要であるかを理解して調整していくことが大事で、うまくできると逆にやりがい部分にもなりますよ。
メール仕事が多い
自動車部品メーカーの営業はメール仕事が多いです。
CCに入ることが多いので、受信するメールは1日に100件以上、返信するメールは1日20~70件になります。
1日中返信し続けて終わった日もあります。
もちろん読まなくても支障がないメールもあります。
メールが情報伝達のツールでなく、議論の場になることもあるのでちゃんと読まないといけません。
しかも返信に時間がかかりますし、見落とすこともあります。
個人のスキルの問題にもなってくるのですが、メール仕事がうまくなる必要がありますね。
もちろん、お客様へ訪問して打ち合わせや来社いただくことももちろんあります。
そういった業務をこなしつつ大量のメールをさばく必要があるので大変なポイントですね。
メールは便利なのですが、多すぎるとキツイです。
自動車部品メーカーの平均年収
自動車部品業界の平均年収は608万円です。(私が上場企業100社の年収を集計し計算しました)
参考:自動車業界で働く著者が100社の平均年収を調査!給料の仕組みも暴露するよ
なので、年収にこだわりがある方(ない人の方が少ないでしょう)は、会社で年収が大きく変わるので会社選びも大事ですよ。
ちなみに、入社後の給料の上がり方は職能等級制度をとっている会社が多く、いわゆる年功序列です。
1年で年収が大きく上がるケースはほとんどなく、1年で10万円程度上がっていけばいいくらいの感覚ですよ。
しかし、福利厚生が良かったり、年間休日が120日以上の会社がほとんどなので生活はしやすいと思います。
長く勤めたい方にとっては自動車業界は良いと思いますよ。
自動車部品メーカーの営業職への転職に大事な3つのポイント
まず自動車部品メーカーに営業職として転職しようと思うときにお伝えしたいことを3つお伝えします。
仕事内容の把握
まず仕事内容をしっかり把握しましょう。
既に経験がある方は求人票を見るとイメージできると思いますが、自動車業界以外のメーカー系や商社出身の方は自動車業界は今の仕事と少し違うかもしれませんので注意してください。
そして、特に異業種の方にとっては想像も難しいと思います。
僕は自動車業界で部品メーカーとして約10年ほど経験していますので、先ほどお伝えしてきた事を頭に入れて臨まれることをおすすめしますよ。
メーカーや商社経験が必須条件の事もあり
自動車部品メーカーの求人では「メーカー・商社での営業経験」が必須の会社もあります。
即戦力を求められるケースもあるので、メーカー系で仕事をされていると仕事の親和性が高いのでこのように必須にされるケースもあります。
しかし、異業種の営業経験だけでOKなケースもあります。
後にお伝えしますが、転職エージェントを利用するとこのあたりで営業経験がなかったり、経験が浅い場合でも応募できるかを相談に乗ってくれますので、登録する事をおすすめします。
求人数は少なめ
自動車部品メーカーの営業職での求人は比較的少ない印象です。
会社の人員割合の話ですが、メーカーの従業員数は技術系や現場の方が多く、間接部門の特に営業は割合としては少ないです。
それもあるのか、自動車部品メーカーの営業職の求人はゴロゴロあるほど多くはありません。
中には、狙っているスキルを持った人を確実に取りたいという意図から転職エージェントだけに非公開求人で募集する会社もあります。
僕も今の会社には転職エージェントで、非公開求人に応募して入社しました。
なので、応募する数を増やすためにも転職エージェントを利用することは大事ですよ。
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僕も転職エージェントを利用して今の部品メーカーに入りました。
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まとめ
自動車部品メーカーの営業職の仕事内容ややりがい・キツイポイントをお伝えしました。
本音部分では、ノルマ(目標)もきつくないし、業務量は多いですが工夫次第では残業時間も減らせられるので全然ブラックではないです。(でも会社や人によります)
もちろんやりがい部分もありますし、キツイ部分もありますが、それが仕事なのかなと感じますね。
で、自動車部品メーカーの営業へ転職されるときのポイントの一つが求人は少ない印象です。
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